猫背になる主な原因(デスクワーク・筋力低下)
40代を過ぎると、筋力の衰えや姿勢の癖によって猫背が目立ちやすくなります。特にデスクワークが多い方は、長時間の前かがみ姿勢により、背中や肩周りの筋肉が硬直します。また、スマホの長時間使用も首や肩の前傾姿勢を助長します。
改善に必要な筋肉とストレッチのポイント
猫背を改善するには、**背中の伸筋群(脊柱起立筋)や肩甲骨周囲の筋肉(僧帽筋・菱形筋)**を柔らかくし、胸を開く筋肉(大胸筋)をストレッチすることが大切です。ポイントは「硬い部分をゆるめる」「弱くなっている部分を鍛える」の両立です。
毎日5分でできる猫背改善ストレッチ
肩甲骨まわりのストレッチ
- 椅子に座り、背筋を伸ばします
- 両肩を耳に近づけるように上げ、後ろに回します
- 10回繰り返します
背骨の柔軟性を高める動き
- 四つ這いになり、息を吐きながら背中を丸めます(キャットポーズ)
- 息を吸いながら背中を反らせます(カウポーズ)
- 5〜10回繰り返します
座ったままできるケア
- 椅子に浅く座り、両手を後頭部に添えます
- 息を吸いながら胸を開き、肘を後ろに引きます
- 5回繰り返します
まとめ
猫背は年齢を重ねるほどクセが固定されやすくなります。毎日の短時間のケアで、背筋が自然と伸びる姿勢を取り戻しましょう。
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